整骨院で交通事故患者の集客をする方法とは？施術の際の注意点も解説！

こんにちは。整骨院（接骨院）の開業や、分院出店など、独立開業を目指す先生を応援する柔整開業.comです。

今回は、交通事故に遭われた患者さんを集客するための方法について解説します。

「交通事故では、患者さんの意思よりも運ばれた病院によるのでは？」と思っていませんか。
確かに、救命救急が必要な大事故なら、そういったこともあるかもしれません。しかし、交通事故の大半が大きなケガではなく、骨折やムチ打ちといったケースです。

交通事故のボリュームゾーンにあたる患者さんを集客するには、どのような対策があるのでしょうか。

1.交通事故に遭った患者さんの来院理由は？

交通事故に遭われた患者さんが来院するきっかけは、その方が自院に何度か通院したことがある、あるいは家族や知り合いが交通事故を経験し来院したことがあるというケースが多いです。

また、自宅から近い整骨院だからというのも来院動機としては多いといえるでしょう。さらに、交通事故の場合は保険会社が関わるケースも多く、その保険会社から紹介されて来院したという場合もあります。

しかし、最近では整骨院の競争が激化しており、より自宅や職場に近い整骨院や、ホームページなどを調べて来院する患者さんも増えているのが実際のところです。

ただ、ホームページから来院する整骨院を選ぶ患者さんでも、数多くの整骨院を調べて吟味するということまではしないようです。
よほど交通事故の治療で有名な整骨院か、Googleなどの検索エンジンで毎回、一番上に表示されるような整骨院でないと、選ばれるのは難しいかもしれません。

そもそも、大多数の方が整骨院で交通事故の治療が受けられることを知りません。そのため、まずは自院が交通事故の治療に対応していることを周知させるために、啓蒙活動を行うことが重要となります。

具体的には、以下のような啓蒙活動が有効といわれています。

・WEB上のホームページを活用
・チラシを配布
・DMなどの送付

近年、情報収集にはインターネットのWEBを活用するというスタイルが定着しています。特に、患者さんはご自身の体を治すという目的があるため、口コミなどの情報を重視する傾向があります。

そのため、自院を知ってもらうために有効な手段はホームページを設置し、交通事故の施術を行っていることを広く告知することになります。

しかし、先述したようにGoogleなどで検索した患者さんでも、上位に表示されない整骨院のホームページを見に行くことまではしません。そこで重要となるのが、SEO対策やGoogleマップに表示させるMEO対策、SNSでの口コミを活用するといった手段になります。

交通事故の患者さんを集客する以上、交通事故で受ける身体の不具合について知っておかなければならないのは当然のことでしょう。その上で、交通事故の施術（むちうちの治療など）の特殊性を認識しておく必要があります。

交通事故の施術は、学校で習わない（施術の機会がない）部分なので、施術経験の浅い柔整師が施術することはほぼ不可能というくらい普段の施術と別物といわれています。

もし、整骨院で間違った、あるいは不完全な施術をしてしまうと、その患者さんに後遺症が残るケースもあるのです。

そのため、交通事故の施術の特殊性を知っていて、なおかつ治療経験があるということが大前提になります。

また、自賠責保険などの制度の仕組みを知っておく必要もあります。整骨院の先生にこうした知識がないと、保険会社によっては本来もっと長く通院する必要がある患者さんの治療を途中で打ち切られてしまったりする場合もあります。

たとえば、交通事故の施術期間は平均で3、4ヶ月といわれていますが、これは自賠責保険の補償金額の範囲内に収めるため、保険会社がだいたいこれくらいの期間に収めようとしてきます。

ただ、この期間を超えて施術が必要なケースも少なくないため、整骨院の先生は自賠責保険の制度を知っておき、どのような対応をすべきか判断できるようにしておくことをおすすめします。

交通事故の患者さんを集客するには、まず整骨院が交通事故によるケガなどの治療も行っていることを周知することが最優先になります。

そのうえで、交通事故に遭われた患者さんに自院が選ばれるためには、SEOやMEO対策を徹底し、ホームページを活用することが重要です。ただ、こうした施策に関しては、整骨院を開業・運営している先生にとっては時間が取られる大きな負担になってしまいますよね。

柔整開業.comでは、整骨院の開業支援サービスを行っており、WEB集客に直結するSEO、MEO対策のご相談にも対応させていただいております。交通事故に遭われた患者さんに向け、有益な情報発信を行い、集客につなげるために一緒に対策に取り組みましょう！