equipment整骨院の物件選び・改装工事
整骨院の成功は物件で決まると言っても過言ではありません。
整骨院を開業する上で、物件を借りて改修するコストは開業資金の大部分を占めます。物件選びや物件の改修がもっとも重要だと言っても過言ではありません。STEP3 物件選定
1.開設場所を決める
新規開業の場合、テナント物件を借りて開設する方が多いと思います。インターネットや情報誌、不動産会社の広告をみて店舗物件候補を選び、実際に物件を見て、借りるかどうか検討するという流れが一般的になっておりますが、決めるための判断はどのような基準で選ぶのでしょうか? 「家賃が安いから・・・」「駅前だから・・・」「地元だから・・・」など安易な理由で物件を決める事は避けましょう。 事前の立地調査、市場調査をしっかり行い、継続して運営できる見込みの物件を選定することが重要です。 院のコンセプトに合わせた立地条件や人口分布データを元に物件を選びましょう!
例えば・・・
開設に適したエリア
中高齢者を対象とした保険施術が中心の整骨院 オーソドックス型 :中高齢者の人口割合の高いエリア保険施術の他に、自由診療も取り入れた整骨院 混合診療型 :富裕層の割合が多いエリア
スポーツ外傷の施術を得意とする整骨院 スポーツトレーナー型 :学校の近辺や通学路に近いエリア
などが考えられます。
2.商圏とは
商圏とは患者様が来院する事の出来る居住範囲 ⇒ 売上げの予測や事業の成立性を図ることに役立てます。 整骨院の商圏は、半径1Km圏内と一般的には言われております。その半径1km内の人口分布や地理的条件、地域の生活者の行動様式などを考慮して物件を選ぶ事を心掛けましょう。物件選定ワンポイントアドバイス
- ・3階以上の高層階は極力避ける ⇒人間の歩行時に於ける視界は上下45度程度前方約30mとも言われています。
- ・マグネット施設の周辺ならOK ⇒スーパーや駅、バス停など人が集まる場所は適してます、誰もが知っていて説明も簡単!
- ・周辺業種を考慮する ⇒隣のテナントにどんな業種が入っているかも重要なポイントです、騒音が響いたりする様な業種なら避けたほうが無難です。
STEP4 改装工事
1.現場調査
内装工事・看板工事を始める前に、工事業者を選びます。広さや区画分けなど基準が有りますので、整骨院の内装を多く手掛けている工事業者を選ぶと良いでしょう。2.レイアウト・看板等のデザイン作成
見積もりを作成するのとほぼ同時進行で院内のレイアウトを作成すると思いますが、患者様の導線を考慮したり自分も含めたスタッフのオペレーションを考えレイアウトを作りましょう。入念な打合せを行って、施工後のトラブルを防止しましょう。 同時に看板やガラス面のカッティングシートなどのデザインを作成してもらいます。デザインのイメージなどしっかりと業者さんに伝えデザインを提案してもらうとスムーズです。※看板等の記載内容は広告の制限に抵触しないよう気をつけましょう。3.仕様、デザイン決定・工事着工
レイアウト、デザイン、各種仕様が決定し最終見積りで合意したら工事スタートです。 工事期間は内容によって異なりますので工程表など提示してもらうと良いでしょう。4.完成・引越し
工事完了後、仕様や工事後の不具合がないか、工事業者と一緒に確認を行ってください。 問題が無ければ引渡しとなり、機器類や備品を納入します。現場調査から引渡しまで、最低でも1ヶ月程度、物件の状態次第では2ヶ月くらい掛かる場合も有ります。 開業予定日に合わせて計画的に進めましょう!