整骨院開業時、内装費をなるべく抑えるための ポイントは「居抜き物件」?
目次
こんにちは。整骨院(接骨院)の開業や、分院出店など、独立開業を目指す先生を応援する柔整開業.comです。
今回は、「整骨院を開業したいけど、内装費がかかりすぎてしまうので、なるべく抑えたい!」という方に向けて、整骨院の内装工事の相場、内装費を安く抑えるためのポイントなどについて、詳しく解説していきます。
1.整骨院の内装費、相場はどのくらい?
柔整開業.comで内装工事を行う場合、物件がどのような状態であるかによって費用も変わってきます。
居抜き
居抜きとは、内装設備や家具などが設置されたままの状態である物件のことです。居抜きはすでにある内装設備や家具などを利用することができるので、初期費用を抑えることができます。
居抜きの物件で内装工事を行う場合だと、看板工事費用のみなので、おおよそ40万円〜50万円ほどで行うことができます。
内装仕上がり済み
内装仕上がり済みとは、内装仕上げ工事がすでに済んでいる物件ことです。壁・床・天井・ドアなどがすでに工事済みである物件なので、非常に状態の良い物件です。
内装仕上がり済みの物件で内装工事を行う場合だと、おおよそ100万円〜200万円ほどで行うことができます。
表装を除く下地有り
下地とは、天井や壁などに石膏ボードをはるための軽量鉄骨材のことです。表装とは、主に天井や壁、床などの表面を仕上げる工事のことです。つまり、表装を除く下地有りとは、天井や壁などの表面は仕上がっていないが、軽量鉄骨材はあるという状態の物件を指しています。
表装を除く下地有りの物件で内装工事を行う場合だと、おおよそ200万円〜300万円ほどで行うことができます。
スケルトン
スケルトンとは、建物を支える柱や床などの構造駆体のことです。物件的にいうと、店舗の内装設備がない骨組みのみが残った状態のことです。
スケルトンの物件で内装工事を行う場合だと、おおよそ300万円〜400万円ほどで行うことができます。
中途半端な現状渡し
この状態は、上記のどれにも当てはまらない、工事が中途半端な状態の物件のことです。この状態であると、一度スケルトンの状態に戻し、その後内装工事に入っていきますので、他の状態よりも圧倒的に費用がかかってしまいます。
中途半端な現状渡しの物件で内装工事を行う場合だと、おおよそ400万円〜500万円ほどかかります。
以上のように物件がどのような状態であるかによって費用が変わりますが、もちろん内装にどれくらいこだわるのかによっても値段は変わっていきます。この数字はあくまでも平均的な値段です。
2.内装費を安く抑えるには?
居抜き物件を見つける
居抜き物件であれば、以前に入っていた店舗の設備をそのまま利用することができ、内装工事費を最低限に抑えることができます。また、内装をそのまま転用するので工事の期間も短くなり、オープンまでの時間も短くすることができます。
デメリットとしては、内装を大幅に変更しないので、自分のイメージ通りの物件を見つけることができない可能性があるということです。ただ、イメージ通りの物件を見つけることができれば内装費を大幅に減らすことができます。
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複数の業者から見積もりをもらう
複数の業者から見積もりをもらい、その見積もりを比較することでより安く内装工事を行うことができます。1社からしか見積もりをもらわなかったとすると、その業者の言い値で工事をしてもらうしかなくなってしまいます。
業者によって得意なことも異なるのでそれによって金額が変動することもあり、また他の業者との価格競争で金額を下げてくることもあります。どのような場合であっても、複数の業者を比較検討することによって、より費用を抑えて内装工事を行うことができるようになります。
業者に減額案をもらう
見積もりに記載された金額が予算を超えるようであれば、業者の方に減額案を出してもらうようにしましょう。
プランや仕上げ素材のグレードなどを変更することによって見積もり額を下げることができます。その際に、自分がここだけはお金をかけてでも譲れない、という部分は業者に伝えるようにしましょう。お金をかけるところ/かけないところをはっきりさせることによって、自分にとってよりよい減額案を提案してもらうことができます。
また、減額案をもらう際に、案を以下の3つに分けてもらうとより選びやすくなるでしょう。
1.自分の理想を全て実現させた場合の案
2.自分の理想の優先順位が高いもののみを実現させた場合の案
3.最低限の内装の場合の案
案を3つに分けてもらうことで、予算を考えた場合どの程度のバランスで理想を実現させられるかを理解することができます。
3.内装工事を依頼するときの注意点、業者選びが重要!
業社の工事実績を確認する
飲食店などをメインに工事を行なっている業者に内装工事を頼んでしまうと、おしゃれな内装に仕上げてくれるとは思いますが、先生の施術のことを考慮していない内装になってしまう可能性があります。また、整骨院の構造設備基準が守られていない内装になってしまう可能性も出てきてしまいます。
そのため、内装工事を依頼する際には、その業者さんが普段どのような工事をメインに行なっているのかを確認してから依頼するようにしましょう。
安さだけを重視しすぎない
内装工事の業者を安さ重視で選ぶ方が多いですが、あまり安さを重視しすぎてしまうと、内装の質が落ちてしまう可能性があります。
整骨院がたくさんある中で、「キレイでおしゃれな内装の整骨院」と「チープな内装の整骨院」のどちらを選ぶのかと言われたら、患者様は「キレイでおしゃれな内装の整骨院」に行ってしまうでしょう。
他の整骨院と視覚的にわかりやすく差別化を図るという意味でも、内装工事にはある程度のお金はかけるべきだと言えます。
4.開業時の内装工事、まずは柔整開業.comにご相談ください
整骨院を開業するために内装工事を依頼する際、どの業者に依頼すれば自分の理想の内装を安く工事してくれるのか悩んでしまう方も多いでしょう。
内装工事の業者によっては、整骨院の内装工事をしたことがなく、どのような構造設備にすればよいのかを理解していない業者も存在します。
柔整開業.comでは、整骨院の内装・外装工事を専門とするプロフェッショナルに内装工事を依頼することができます。工事担当者が整骨院の構造設備基準を十分に理解しているため、整骨院の先生と患者様の導線をしっかりと考慮した上で内装を考えることができます。
ぜひ一度、柔整開業.comまでご相談ください。