意外な落とし穴からズレない開業計画
目次
今回は、整骨院開業時の意外な落とし穴についてご紹介いたします。
整骨院を開業するに当たって、いろんな業者との密な打ち合わせが必要となってきます。
また、関係各所への書類提出が義務付けられています。
もし諸手続きを踏まなければ整骨院の開業、受領委任の取り扱いができません。
また、細かな点も準備をしなければ広告宣伝にまで影響を及ぼします。
開業スケジュールをきちんと管理することで、目標とする開業日からズレなく開業することができます。
なぜ開業日がずれてしまう?意外な落とし穴
皆さんは何が原因で開業日が遅れると思いますか?
開業されたお知り合いに聞いてみても良いかと思います。
私からご紹介させていただく意外な落とし穴は、電話番号の取得です。
なぜかというと、電話番号の取得には期間を要する場合があるからです。
では、電話番号確定までの期間、流れを簡単にご紹介いたします。
例
1.取得手続き時に取得
2.回線工事日確定時に決定(申込から1週間~1ヶ月)
3.回線工事日が決定 (申込から2週間~2ヶ月)
電話番号取得には最大2ヶ月を要する場合があるため意外な落とし穴というわけです。
また、電話番号を取得できるタイミングは電話回線会社によって様々です。
そのため、電話番号取得は物件が決まったらすぐ申込むことがおすすめです。
申込みが遅くなると、整骨院のガラス面、チラシ、名刺、ホームページ等のデザインまで影響が出る可能性があります。
また、周辺住民への広告宣伝も遅れ、開業日がずれるケースがありますのでご注意ください。
※今回ご紹介させていただいた、意外な落とし穴はほんの一部です。
ほかにもまだまだ、小さな落とし穴がありますのでご注意ください。
開業日がずれることによってのデメリットとは?
大きなデメリットの一つとしては、「自己資金が減ってしまう」というのが大きな問題です。
整骨院を開業する場合、現状の仕事を退職してから開業の準備をする方が大半だと思います。
開業準備期間は、お給料が発生しません。
しかし、生活費は支出します。
したがって、開業時における運転資金及び自己資金が減ってしまいます。
だから、開業日をずれない計画を立てましょう。
ずれない開業スケジュールの考え方
まずは、ゴールから考えましょう。
ゴール=開業日
開業日から逆算をして、開業日まで○年○ヶ月○日と考えます。
開業準備を進めていくと、「○○○が終わったから、○○ができる。」「○○○○が決まらないから、○○○○が進まない」というのが、多々あります。
逆算することによって、日々何をしなきゃいけないのか考えて開業準備をすることをおすすめします。
開業スケジュールを考える際は、ゴールを決めてからスケジュールを立て、小さな落とし穴が大きな落とし穴となってしまわぬように、先を見越した開業スケジュールを組みましょう。