柔道整復師におすすめの副業7選!収入を大きくアップさせる方法も解説!
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2019年4月から本格的に施行された「働き方改革」によって、副業・兼業が推進されています。自分自身が保有しているスキルを生かして、組織にいながらでも他の仕事ができるのは歓迎すべきことであり、副業・兼業に従事する人は今後ますます増えてくることが予想されます。
そこで今回は、柔道整復師が副業する場合におすすめの副業をいくつかご紹介するとともに、副業によって収入をアップさせる方法もご紹介します。
そもそも柔道整復師は副業できる?
柔道整復師の副業を禁止する法律はないので、柔道整復師が副業をすることは可能です。ただし、整骨院や介護施設など、何らかの組織に属して働いている柔道整復師の場合は、自身が所属する組織の就業規則などを確認する必要があるでしょう。というのも、組織によっては副業・兼業を認めていないところも多くあり、認めている場合に限っても、副業・兼業であれば何でも許可しているわけではなく、一定の制約を設けているところもあるからです。
フリーランスや独立開業している柔道整復師であれば、副業をやるもやらぬも自由なので、ご自身の判断でいつでも副業をはじめることができます。
柔道整復師が会社にバレずに副業する方法はある?
まず、ご自身がお勤めしている会社が副業を禁止していないのであれば、そもそも隠す必要もないのでバレる/バレないという問題自体起こりません。
ここで問題となるのは、副業を禁止している会社に勤めていながら副業しようをする場合です。結論から申し上げると、禁止されているのであれば、副業をやるべきではありません。バレる/バレないの問題で言うと、バレます。というのも、副業の所得金額によっては住民税の額が変わったり、住民税の納付方法に変更が生じたりする場合があるので、本業の会社にこれらが伝わることにより副業をやってることがわかってしまうからです。
また、コンプライアンスの観点からも会社に嘘をついているという意味で、単純にやってはならないことです。バレた際には会社との信頼関係も崩れ、場合によっては解雇の可能性もあるので、隠れて副業することは絶対にやめたほうがよいでしょう。
柔道整復師が副業するメリット・デメリット
メリット
収入がアップする
副業をするメリットの一つは、収入が増えることです。特に、時間労働型や成果報酬型の副業であれば、「やった分」だけ収入が増える傾向にあります。ただし、副業の業務量の多さが本業に悪影響を及ぼさないように、隙間時間や夜などを活用して無理のない範囲でやることが重要です。
技術力が上がる
本業で培ったスキルや経験を生かせる副業であれば、自身のスキルを会社とは別の現場で実践できる機会となるので、さらなる技術の向上が期待できます。また、本業ではないけれど本業と相乗効果のあるスキルであれば、業務の幅が広がるかもしれません。
やりたい仕事に挑戦できる
もし、現在従事している柔道整復師の仕事が好きではない/やりたくない仕事であれば、副業でやりたいことに挑戦するという方法もあります。副業で思い切りやりたいことができれば、毎日フラストレーションがたまることなく、本業のパフォーマンスも上がるかもしれません。
デメリット
本業に支障が出るリスクがある
人に与えられている時間は1日24時間と決まっています。人は限れらた時間の中で働き、様々な営みを行っているわけですが、そこに副業という時間と労力を使う活動を挿入することによって、本業に充てられる時間が減り、結果、本業で思うようなパフォーマンスを発揮できないということもあります。
違法な残業をするリスクがある
副業をどこかの会社に雇用されて行う場合、労働基準法上、本業と副業の労働時間は通算されます。仮に本業で8時間働いた後に、副業として3時間働いた場合は、その3時間は割増賃金の対象になります。しかし、副業先の会社が、それが副業としてやっていることを知らないと、自覚がないまま違法な残業をさせてしまっているということになってしまいます。
柔道整復師におすすめの7つの副業
別の接骨院・整骨院
柔道整復師という職種は同じであっても、院ごとにお客様との関わり方や施術のやり方も変わってきます。環境が変わることで学べることが変わり、刺激にもなります。
往診
柔道整復師自らが施術の必要な方の自宅へ赴き、診療や施術を保険適応内ですることを副業にすることも可能です。ただし、柔道整復師が往診する場合、保険適応できるのは「下半身から下を怪我していて、自力で動けない人のみを対象とする」と厚生労働省によって定められています。
柔道整復師学科の教員
副業として専門学校などの柔道整復師学科で教員をやることも可能です。
本業で培ったスキルと経験を100%活かすことができるので、特別な準備もなく取り組むことができます。
実務経験が5年以上ある柔道整復師であれば、柔道整復師専科教員の受験資格があるので、まずは挑戦してみるのもよいでしょう。
訪問介護
訪問介護とは、高齢者や障害を持つ人の自宅へ訪問して生活をサポートする仕事のことです。柔道整復師が持つスキルの中には日常生活における身体的な動作のケアも含まれているので、訪問介護を副業とするのもおすすめです。
ただし、訪問介護にあたっては3ヶ月ほどの研修を受講して、修了証明書の交付を受ける必要があります。
機能訓練型デイサービス
機能訓練型デイサービスの機能訓練指導員という副業もあります。
リハビリ特化型デイサービスは、入浴や食事といった生活に関係する支援は必要ない利用者が多いので、柔道整復師の資格があれば働くことが可能です。
マッサージ屋
身体で調子が悪いところを治したいというより、純粋にリラックスのために通う施設としてマッサージ屋があります。マッサージは資格がなくても施術できるので、柔道整復師が副業としてマッサージ屋さんで働くことは十分に可能です。
リラクゼーションサロン
柔道整復師が副業として業務委託型のリラクゼーションサロンで働くこともできます。
業務委託契約で働く場合は歩合制となり、施術すればするだけ収入が増えますが、逆にお客様が0の日は収入も0になります。繁盛店と契約すれば確実に収入が得られるので、業務委託先を慎重に選ぶとよいでしょう。
柔道整復師が収入アップするなら、独立開業もおすすめ
接骨院など何らかの組織に勤めている柔道整復師の場合、就業規則的には問題がなくても、時間的拘束により副業することが難しい場合があります。組織に勤めている限り、副業でもしない限り月々の固定給以外で大きく収入が上がることもないため、副業が難しいのであれば、思い切って独立開業するのも選択肢の1つかもしれません。
独立開業すれば、地域のニーズを読み取って必要とされている施術メニューやサービスを提供することにより、コンスタントな集客を見込むことができます。また、自分のやりやすい営業日・営業時間を設定できるため、しっかりと休日を確保することも可能です。また、費用面においても、例えば経費削減のために自宅で開業すれば、支出を抑えることができます。
独立開業と聞くとハードルが高いと感じるかもしれませんが、やり方次第では多くの収入を確保することができるので、ぜひ積極的に考えてみることをおすすめします。
まとめ【柔道整復師は副業だけでなく、独立開業もおすすめ】
収入アップのために副業を持つというのは理想的な働き方ですが、整骨院などに勤務している柔道整復師が副業を持つというのは、本業の時間的な拘束などを考えると物理面において難しい部分もあります。
そこで、おすすめしたいのは、自分のペースで働くことができ、且つやり方次第では大幅な収入アップがのぞめる独立開業という選択肢です。
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