整骨院開業までの流れとは
目次
皆さんこんにちは!
柔整開業.comで開業コンサルタントをしています岡根です。
今回は現在整骨院の開業を考えている方向けに、整骨院開業までの流れを簡単にご説明したいと思います。
スケジュールを決める
まずは当然のことですが、開業まで・開業後のスケジュールを決めなくてはいけません。
ここでの注意点は開業予定日は一番初めに決めてしまうということです。よくありがちなパターンとして、色々と準備をしていく中で開業予定日がきまるというものがありますが、これだと、手続き関係の書類の提出が遅れたり、無駄な支出が発生してしまったりと非常に効率が悪くなってしまいます。そのため、まずは開業する日を決め、その開業予定日に合わせて準備を進めていくことが重要になります。
コンセプトを決める
開業予定日が決まったら、次は院のコンセプトを決めていきます。コンセプトは整骨院を運営する上での「経営理念」ともいうことができます。
多くの人はいきなりコンセプトを決めろといわれても難しいことが多いと思うので、私がコンサルを担当する場合は下のようなコンセプトシートを作成してもらっています。このようなコンセプトシートをもとに全体のコンセプトを決めていった方が良いかもしれませんね。
コンセプトを明確に打ち出し、そのコンセプトに沿った運営をしていくことで、他院との差別化を図ることが出来ます。
来院する患者さんや院のスタッフの方に伝わりやすいように、出来るだけ簡単な言葉で表現することが重要になってきます。
柔道整復師会か個人請求かを決める
スケジュールとコンセプトが決まったら、最後は柔道整復師会に所属するのか、個人でやっていくのかを決めることになります。
柔道整復師会には各県に1団体ずつ認可されている社団法人と、それ以外の任意団体とが存在しています。
どの団体にも所属せず、個人請求でやっている整骨院も一定数ありますが、業務の効率化や昨今の保険請求の厳格化を考えて、どこかしらの柔整師会に所属するのが主流になってきています。
開業後の療養費取り扱いの手続き等を考えると、開業1ヶ月前には柔道整復師会に入会するか、個人請求で行うかを決めたほうがよいでしょう。
以上が開業までの簡単な流れですが、整骨院開業には今回ご紹介できなかった細かい手続きや動きが当然存在します。柔整開業.comでは定期的に「整骨院開業アカデミー」というセミナーを開催していますので、開業をお考えの方はぜひ一度参加してみてください。