接骨院・整骨院のチラシ作成のポイントとは?集客効果を高める3つのコツも解説
目次
整骨院の集客方法として、効果的なチラシ。整骨院の数が増えている昨今において、開業した際に「どうしたら近隣住民に整骨院の存在や開業を認知してもらえるか」という点を不安に感じる整骨院経営者は多いのではないでしょうか。
今回は、整骨院の集客に効果的なチラシの作成方法・配布方法から、チラシの集客効果を最大限に発揮するための、ホームページの活用方法まで徹底的に解説します。
接骨院・整骨院におけるチラシの重要性とは
現代ではインターネットの普及により、ホームページやSNSでの集客が多く行われています。もちろん、ホームページやSNSを使った集客もとても大切なのですが、特に普段インターネットを使わない方にはチラシの配布が効果的です。
「地域密着」の整骨院ではライバルとなる整骨院よりもいかに多くの周辺住民を獲得できるかどうかが経営の鍵。どんなに腕の良い整骨院でも、そもそも名前や場所、存在を知られていなければお客さんはやってきません。開業時は特に、「整骨院の存在を知ってもらうこと」が重要です。
ホームページなどの活用と合わせてチラシ配布を行うことで、普段インターネットを使わない方や、新聞を定期購読している中高年以降の方へのアプローチが可能になるのです。
また、開業時に直接的な集客につながらなくてもチラシを配布して整骨院の名前だけでも認知してもらうことで、未来の顧客獲得につながる可能性も。ホームページも活用しながらチラシも活用することで幅広い世代への集客が可能です。
接骨院・整骨院でチラシを作成する前にすべきこと
自院の強みを洗い出す
現在、接骨院や整骨院の数はとても増えています。地域の中に複数の接骨院・整骨院があることも珍しくありません。そのため、他院との区別化のためにも自院にしかない強みを明確にすることが必要。それらは、そのまま自院のアピールポイントとなります。
ターゲットを明確にする
上記で考えた自院の強みを元にターゲット層を明確にします。ターゲット層を絞るからといって、集客の効果が小さくなることはありません。むしろ逆で、ターゲット層を絞ったほうが魅力あるチラシ作成と効果的な集客につながります。
競合となる接骨院・整骨院をリサーチする
周辺地域の競合となりそうな接骨院・整骨院を調べることも大切です。それらがどの層をターゲットにしていて、何をアピールポイントにしているかリサーチします。リサーチが済んだら自院と差別化できるポイントを探してチラシ作りに生かしましょう。
接骨院・整骨院のチラシ作成の2つのコツ
写真を活用して安心感を与える
施術中の写真を載せることは法律で禁止されていますが、スタッフの写真や院内の様子の写真の掲載は基本的に可能です。初めての場所を訪れるのは緊張するもの。予めチラシで院の様子を知っておくことでお客様も安心して来院することができます。
ターゲットに合わせたチラシを作成する
自院をアピールしたいターゲット層に合わせたチラシ作成も重要。デザインやコピーにこだわって、高齢者をターゲットにするなら高齢者が見やすいチラシを、若者をターゲットにするなら若者の興味を引くようなチラシを作成しましょう。
補足:チラシ作成の外注について
チラシ作成を外注する際は、金額や納期だけでなく、その業者の知名度や信頼性なども考慮して依頼を検討しましょう。大手は、質が良い代わりに金額や納期がかかることが多く、逆に小規模のところだと金額は安くても、質が良くないケースがあるためです。また、接骨院専門・整骨院特化でチラシを作成している業者に頼めば、金額・納期・質などで満足できるチラシが完成する可能性が高いです。
チラシ作りにかかる費用
チラシ作成費用の目安は、デザイン費1.5〜5万円、印刷費(一万部)2.5〜4万円(業者さんによっては別途制作費)です。もちろん求めるデザインや部数によっても変わってきますので、ご相談いただくか見積もりをお願いするとスムーズでしょう。
接骨院・整骨院のチラシ作成で注意すべき広告規制
広告規制に関する法律
接骨院や整骨院でのサービスは、医療行為ではなく医療類似行為に当たります。そのため、広告で医療行為と誤解させるような表現、病気や症状の改善などを誤解させるような表現は厳しく禁止されています。
違反広告になる表現
例えば以下のような表現は違反広告になりますので注意が必要です。
・腰痛、肩こり、冷え性などの適応症の記載
・治療、治るといった表現
・施術方法や施術中の写真
・来院を促す表現
・施術の料金
上記の違反広告になる表現は一例に過ぎません。より詳しく知りたい方は、以下の記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。
広告規制違反の罰則
広告違反が発覚した場合、通常は指導により改善を求められます。それでも問題の広告を中止したり改善したりしなかった場合は刑事告発されることがあります。6か月以下の懲役又は30万円以下の罰金が課せられることもあります。行政指導後の報告の怠りや虚偽の報告も罰金の対象となりますので注意してください。
接骨院・整骨院のチラシに記載できる内容とは
接骨院で行える広告の内容は以下の通りです。
【柔道整復師法 第24条 引用】
① 柔道整復師である旨並びにその氏名及び住所
② 施術所の名称、電話番号及び所在の場所を表示する事項
③ 施術日又は施術時間
④ その他厚生大臣が指定する事項
・ほねつぎ又は接骨
・第十九条第一項前段の規定による(都道府県知事に開設の)届出をした旨
・医療保険療養費支給申請ができる旨
※脱臼又は骨折の患部の施術に係る申請については医師の同意が必要な旨を明示する場合に限る
・予約に基づく施術の実施
・休日又は夜間における施術の実施
・出張による施術の実施
・駐車設備に関する事項
接骨院・整骨院におけるチラシの3つの配り方
新聞折込
新聞折込では、配布エリアを地域の販売店単位で区切ることが可能なので地域密着型の集客を行いたい場合におすすめ。また、大量のチラシを1日で配布できるので、在庫を抱える心配もありません。ただし、新聞購読している層やしている家庭には訴求ができるものの、そもそも新聞をとっていない家庭にはアピールできないことに注意が必要です。
ポスティング
ポスティングでは、新聞折込よりもさらに細かく配布エリアを指定することができます。また、冊子やマグネット・シールなど、チラシ以外の配布もできることがポイント。ただし、配布に時間や手間がかかるため在庫を抱えてしまう恐れがあることや、ポスティングを希望していない住民からクレームが発生する恐れがあることに注意しましょう。
手まき
スタッフの顏を実際に知ることができるので親近感を覚えやすいのが特徴です。反響率も高いと言われています。配っている人の態度がそのまま院のイメージに繋がりますので、笑顔や清潔感に気を付けることが大切です。
どの方法もメリットとデメリットがあります。効果的にチラシを配布していくために3つの方法を上手に活用していくのが良いでしょう。
接骨院・整骨院がチラシの集客効果を高める3つのコツ
十分な量のチラシを配る
チラシの集客効果を高めるには十分な量のチラシを配ることが大切です。配りたい地域や配布範囲によっても異なりますが、配布枚数の目安としては、徒歩圏内への配布なら、3,000〜10,000枚程度、自転車や自動車で来院も考慮するのであれば20,000〜50,000枚程度必要になります。手まきの場合は、できる限り多く配ることが大切です。
定期的にチラシを配り続ける
チラシの配布は一度だけで終わらせずに何度も定期的に配り続けることが大切。というのも、1回だけ広告を見た場合と3回見た場合とでは、認知度が格段に変わります。さらに7回見ると行動に移す確率が高まるのだとか。定期的に配り続けることが効果を出すためにとても大切なのです。
ホームページへ誘導する
チラシにはホームページへの誘導を記載するのも欠かせません。というのもホームページはチラシほど広告規制が厳しくないので、チラシよりも載せられる情報が多いから。チラシでは伝えきれなかったアピールポイントも、ホームページなら伝えられるかもしれません。他院との差別化のためにも必須なのです。ホームページのリンクやQRコードを記載してチラシには載せきれない情報をホームページでアピールしていきましょう。
まとめ【接骨院・整骨院のチラシはホームページと併用がおすすめ!】
整骨院の集客方法として非常に効果的なチラシの配布。そしてチラシを使ってもっと集客効果をあげるにはホームページの作成が不可欠です。競合と差別化するなら、ホームページで自院の魅力を伝えることがとても大事になります。
とはいえ、広告関連の法律の把握や作成技術が必要なので個人で全てを行うには大きな労力が必要になります。そのため、関係する法律や規則、効果的なホームページの作り方などを熟知した企業にサポートを受けるのがおすすめです。
わたしたち柔整開業.comは、接骨院のホームページ作成のお手伝いをしております。また、チラシ作成や、新聞折込手配、情報誌など折込手配、手配り用チラシの手配なども行っています。効果的なホームページ作成に詳しいスタッフがしっかりとサポートさせていただきますので、ネット関連の知識が全く無い方でも大丈夫です。
詳しいサービス内容については、以下のページをご覧ください。
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